2009年07月29日

香炉

こんばんは!
本日は降水確率が高かったのですが、親方の判断で現場に行くことになりました。
何と雨は降りませんでした。

昨日はズブ濡れでしたが、今日はおかげさまで順調に作業ができました。
さすがは熟年の読み、感、経験なのでしょう。


さて本日は香炉について少々お話をします。


香炉とはお線香をお供えするためのものです。

お墓の形と言うと石塔の和型、洋型に目が行きがちですが、香炉にもいろいろな形があります。
お線香を立てるタイプ、寝かせて供えるタイプ、屋根(笠)がついているタイプなど。
石種は通常石塔と同じものを使います。

墓石建立後のお施主様にご意見を伺うと、この香炉についてお話をいただいたことがここのところ数件ありました。

あるお方からはお線香は3本立てるお参りするものだから立てるタイプがいいよと教えていただきました。

また笠付でお線香を立てるタイプの香炉にされたお施主様から、

「普段のお墓参りでは問題ないけど、法事などで人が大勢いてお線香がいっぱいになった時にやけどなど危ない気がした。」

というご意見もいただきました。
このお施主様には香炉を少々改良してステンレスの筒型から皿型に変更させていただきました。

他にも濃い色の墓石の場合、お線香の灰の汚れが目立ってしまうということも聞きました。

みなさまからいろいろなご意見をいただくことにより、たいへん良い勉強になっています。
いただいたご意見を元にこれからのお施主様にも参考にしていただければと思います。

香炉の形は大方自由ですが石塔の形に合わせた形のものが良いと思います。

自分が通う石屋塾でおしえていただいたものがあります。

仏様の大切な3供物:
香華燈明(こうげとうみょう)
だそうでう。

このうちの香はけむりの出ない香りの良いお線香が良いそうです。

今度そういったお線香を探してみようと思います!

長くなりましたのでこの辺で。

それではまた明日!
本日もありがとうございました。


  


Posted by 森川広石材店 at 18:59Comments(0)お墓