2009年07月09日
お墓に使う石⑳ 庵治石
こんばんは!
今日も何とか天気がもってくれて順調に基礎工事ができました。
さて本日は久しぶりの人気コーナー(勝手に決め付けています)、お墓に使う石です。
記念すべき第20回です。

銘柄名 : 庵治石(あじいし)
産 地 : 香川県
石 質 : 花崗岩
吸水率 : 細目(こまめ)0.15% 中細目(ちゅうこまめ)0.156% 中目(ちゅうめ)0.1%
花崗岩のダイヤモンド・庵治石
日本が誇る天下の銘石です。
この庵治石の最大の特徴は世界中の銘石でも類を見ない斑(ふ)が浮くという現象です。
細かい雲母が二重のかすり模様を見せてくれます。平面な石が奥行を感じさせる、まるで小宇宙の世界を演出してくれています。
原石からは傷、錆、スジ、ナガレ、などが多く、3~5%しか墓石材にならないです。
それ故に石材の単価としては国内のみならず、世界でもトップクラスです。
しかし他の90%以上のものが使えないかというとそうではないです。
灯篭、建築材の他、基礎のぐり石まで、採った庵治石は100%何かしらに活用されています。
庵治石を使用した有名な建造物としては、
東京オリンピック聖火台、六本木ヒルズ内のレストラン街、首相官邸などです。
また庵治石の長い歴史(安土桃山時代にはすでに使われていた)で培われた加工技術も非常に優れていて、今年行われた石工の技能グランプリでは庵治石の産地・香川県の方が優勝しています。

素晴らしい出来栄えで見惚れてしまいました。
どうぞ庵治石をよろしくお願いします。
それではまた明日!
本日もありがとうございました。
ちなみに細目は普段「さいめ」と呼んでいましたが、庵治ストーンフェアに行った際地元の石屋さんが「こまめ」と呼んでいたので今回は「こまめ」と書かせていただきました。
細目、中細目、中目の違いは目の細かさによります。
細かい雲母の数が多い細目は濃い色をしているのに対し、中目は細目よりも雲母の数が少なく全体的に白っぽくなります。
中細目はその中間です。
今日も何とか天気がもってくれて順調に基礎工事ができました。
さて本日は久しぶりの人気コーナー(勝手に決め付けています)、お墓に使う石です。
記念すべき第20回です。

銘柄名 : 庵治石(あじいし)
産 地 : 香川県
石 質 : 花崗岩
吸水率 : 細目(こまめ)0.15% 中細目(ちゅうこまめ)0.156% 中目(ちゅうめ)0.1%
花崗岩のダイヤモンド・庵治石
日本が誇る天下の銘石です。
この庵治石の最大の特徴は世界中の銘石でも類を見ない斑(ふ)が浮くという現象です。
細かい雲母が二重のかすり模様を見せてくれます。平面な石が奥行を感じさせる、まるで小宇宙の世界を演出してくれています。
原石からは傷、錆、スジ、ナガレ、などが多く、3~5%しか墓石材にならないです。
それ故に石材の単価としては国内のみならず、世界でもトップクラスです。
しかし他の90%以上のものが使えないかというとそうではないです。
灯篭、建築材の他、基礎のぐり石まで、採った庵治石は100%何かしらに活用されています。
庵治石を使用した有名な建造物としては、
東京オリンピック聖火台、六本木ヒルズ内のレストラン街、首相官邸などです。
また庵治石の長い歴史(安土桃山時代にはすでに使われていた)で培われた加工技術も非常に優れていて、今年行われた石工の技能グランプリでは庵治石の産地・香川県の方が優勝しています。
素晴らしい出来栄えで見惚れてしまいました。
どうぞ庵治石をよろしくお願いします。
それではまた明日!
本日もありがとうございました。
ちなみに細目は普段「さいめ」と呼んでいましたが、庵治ストーンフェアに行った際地元の石屋さんが「こまめ」と呼んでいたので今回は「こまめ」と書かせていただきました。
細目、中細目、中目の違いは目の細かさによります。
細かい雲母の数が多い細目は濃い色をしているのに対し、中目は細目よりも雲母の数が少なく全体的に白っぽくなります。
中細目はその中間です。