2010年03月28日

お墓における寸法単位③

こんにちは!

今日は3回目になります、寸法についてです。


ご無沙汰なので前回の記事はこちらhttp://mhs.eshizuoka.jp/e528928.html


和型石塔のサイズは主に8寸(約24cm)、9寸(約27cm)、尺(10寸、約30cm)角のサイズとあり、尺以上のものもあります。
お墓における寸法単位③


ではその石塔を支えるべく外柵(墓所区画内、仕上がり寸法)のサイズはとなりますと、
それぞれの墓所ごとで区画サイズがあります、。

だいたい約3尺四面から、大きいものですと10尺以上のサイズがあります。



石塔と外柵の組み合わせで見ますと、

石塔 8寸角 : 外柵 約3尺角~
石塔 9寸角 : 外柵 約3尺後半、4尺角~
石塔 尺角以上 : 外柵 約4尺5寸角~


このような感じが石塔、外柵の上下のバランスが整っているかと思います。

ただこうでなければいけないという決まりはありません。
洋型、オリジナル石塔につきましては区画に応じた形でのサイズが対応できます。

参考になれば嬉しいです。


それではまた明日!
ありがとうございました。


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Posted by 森川広石材店 at 07:37│Comments(3)お墓
この記事へのコメント
何でミリ、センチじゃないんでしょう???
Posted by ブーザムYY at 2010年03月28日 22:30
>ブーザムYY さん

こんばんは!
するどい質問をありがとうございます。
なぜミリやセンチではないのか、
すみません。現段階で確実な答えがわかりません。

現状でわかっていることは

現代のお墓はインドのストゥーパが由来とされていて、インドの仏教文化は中国を経由して日本に伝わってきています。
単位を示す尺は中国が起源。
尺は中国から日本、朝鮮にも取り入れられました。

その後メートルなどの国際単位系が日本国内でも導入されましたが、家屋などの設計基準は尺を基準としています。
ただ設計時の寸法基準はメートルです。

墓石の場合、石材の単位を切(さい)としています。
1切 = 尺 × 尺 × 尺

石をどれだけ使っているかで墓石の金額は変わります。
その際にこの切(さい)の計算が必要となります。


以上のことからも墓石においてはミリやセンチよりも尺、寸を用いていることとなっていると思われます。

ちなみのお仏壇も尺や寸で呼ばれていますね。

それでもお客様にとってはミリやセンチの方が断然わかりやすいでしょうから、図面作成時や打ち合わせ時は極力ミリやセンチを併用して説明するようにしています。
Posted by 森川広石材店 at 2010年03月29日 20:47
なるほどね~~
でもやっぱり馴染み深いミリ、センチがわかり易いですね!
Posted by ブーザムYY at 2010年03月29日 22:27
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    コメント(3)