2009年05月29日

お墓の石

こんばんは!
本日は天気も良くなり、現場仕事に行ってきました。

洋型石塔の完成です。

お施主様には長い期間お待ちいただきまして本当にありがとうございました。

最近では画像のように石塔、外柵とも同じ石で建てられるお客様が増えました。
きれいですよね。

石塔には字を彫って見やすいように目の詰まった糠目、細目、中目系の石が使われています。
こういった目の石は製作中大方、流れ・スジ・黒、白ホタがでるため何本かに1本が製品化されます。
従って高価になります。

外柵は隣接する墓所との境界をはっきりさせるために石塔材よりも大きく長い石が必要とされます。
そうしますと石塔材に使うような石目では揃えるのにたいへんなため、安定供給のできる荒目系の石が使われています。
これら荒目系は先述の石よりもお求めやすい金額となります。(石にもよりきりです)

ということで、お墓を全て同じ石にするにも、石塔材系の石を採用するか、外柵材系の石を採用するかによってだいぶ金額も変わってきます。

今まで建てられてきたお墓を見るとほとんど石塔、外柵は別の石を採用していますが、今後はこういった全て同じ石を使うお墓も増えてくると思われます。

それぞれの特徴を自分なりに考えてみました。

○石塔、外柵同じ石(細目系)、モノトーン
上品ですし、使う石によって豪華に見えます。

○石塔(細目系)、外柵(荒目系)別の石、ツートーン 
石塔が外柵の石により引き立てられて貫禄がでる。高貴な感じです。

このような感覚は人それぞれだと思いますので、参考まで。

それではまた明日!
本日もありがとうございました。  


Posted by 森川広石材店 at 21:03Comments(4)お墓